2010年9月2日木曜日

小説 メグのコードナンバーは18番 第12回 9月2日

 政権与党の対決は回避できなかった。
「現職総理と大物政治家との一騎打ち」
 となったのである。
「大物政治家が仮に勝ったとしても、長くは続かないだろう。一年持つかどうか。下手をすれば数ヶ月でまた次の総裁選びとなるだろう」
 メグや他のエージェントもこう分析をしていた。
「暗殺されるのが一番困る。守ってやらないと」
 メグはこの大物政治家の、いかにも味方のようなような顔をしていつもそばにいる政治家にターゲットを絞っていた。
「こいつなら、裏社会に手を回してどうにでもするだろう。この男主義主張なんかないんだ。あるとすれば、自分中心主義と言う主義だ」
 とメグは呟いた。
「大物政治家さん、勝ったら次から次へと身に危険が迫るよ」
 メグの友人のエージェントがテレビに映る大物政治家を見てこう言った。
 (この物語はフィクションです。単なる小説です)

2010年8月31日火曜日

小説 メグのコードナンバーは18番 第11回 8月31日

 メグは与党の代表選に出馬予定の大物候補者が暗殺される可能性について、外国人のエージェントと話し合った。
「もし勝ったらその後が恐ろしい。昔からの利害関係で、今まで政府が決めたような方向には事が進まないだろう」
 と同盟関係にあるエージェントがメグに言った。
「暗殺の可能性は」
 メグのと言いに、
「大いにある」
 とこのエージェントが言った。
しばらくして、他の国のエージェントが口を開いた。
「この男、いろいろな事を知りすぎている。外国どころか日本の対抗勢力にもう今でも狙われている。この男がそれを知らないはずはない。選挙に出ると言うのはパフォーマンスにしかすぎない」
 こう言うのである。
事実マスコミは、
「代表戦の対決回避」
 を伝えていた。
「それにしても日本は難しい状況になった。この調子なら、政権与党は来年がもたないかもしれない」
 メグは自論を呟くのだった。

2010年8月27日金曜日

小説 メグのコードナンバーは18番 第10回 8月27日

「このままだと、日本の内閣はどっちに転んでも半島よりの内閣だ」
 メグはフーと息を大きく吐いた。
「まるでがん細胞が増殖するように、危ない政治家が増えてくる」
 昔からの手法だが、
「危なくなるとトカゲの尻尾きり」
 これをやる。
「日本の最先端の技術や学術の情報がざるから洩れる水のように危険な国に洩れていくのでは、どうしようもない」
 メグはまた息を大きく吐くのだった。
「日本が成り立って行かないではないか」
 自分に言い聞かせるようにこの言葉を大きく言ったところで、ボスから電話がかかってきた。
「とにかく、死人を出すなよ。死人を出さないようにしろ」
 静かだが強い口調でボスはメグに言うのだった。
「与党の中から、事故死、病死、暗殺」
 これを絶対に防いでくれ」
 ボスはメグに釘をさした。
           (この物語はフィクションです。単なる小説にしか過ぎません)   

2010年8月26日木曜日

小説 メグのコードナンバーは18番 第9回 8月26日

 メグがテレビのスイッチをひねると、
「政権与党の大物が代表選の立候補を表明しました」
 と大々的に報じていた。
「前首相が、あの人を立てるのが筋」
 とまた得意の訳の分からぬ話し方で、報道陣を煙に巻いていた。
「大体は予想通りの筋書きだ。だが、あの大物今のままでは身が危ない。敵があまりにも多すぎる」
 メグはこの大物の身の安全を心配するのだった。
「闇将軍はお酒を飲んで、自分の不摂生で倒れた。だが、その弟子の大物議員は闇に葬られる可能性がある。病死か事故か、はたまた暗殺か・・・・・・」
 そうなったら、
「メグたちの努力は水の泡となるのだ」
 危険な国と日本のパイプの解明ができなくなるからだ。
「何としても、生きておいてもらわなければ」
 メグは関係各所に檄を飛ばすのだった。
 (この物語はフィクションです。単なる小説であり、事実の裏づけはありません。単なる小説です)

2010年8月25日水曜日

小説 メグのコードナンバーは18番 第8回 8月25日

「革新系政党出身の代議士Xを色仕掛けで落としてやる」
 メグがこう決意して行動を起そうと思っていた矢先、
「Xに不正献金疑惑が持ち上がった」
 メグは地団駄を踏んで悔しがった。
「これで事の真相は藪の中だ。大きな力が動いたな」
 検察が動き出した以上、メグはどうすることも出来なかったのである。
「やがて逮捕、裁判、病死のお決まりのコースか」
 この一連の動きが口封じである事は、メグにはよく分かっていた。
「と言うことは、まだ大物が危険な国とつながっているという事か」
 メグは見えざる敵を相手に戦わなければいけなかった。
「まあ地道に行こう」
 こう決意したメグは、六本木の小さなスナックでカクテルを飲んでいた。
その場所には、テレビに出ているようなタレントがうようよといたのである。
「良いカモがいた」
 メグはエージェントつくりを始める言を決意したのだった。      

2010年8月24日火曜日

小説 メグのコードナンバーは18番 第7回 8月24日

 ジャーナリストの甲と革新系代議士のXは大学の同級生で同じゼミ出身だった。
「大学の時からの腐れ縁か。あの国に引きずり込まれたな」
 メグは身を引き締めるのだった。
「こやつら自分の意思なんかもうないのに等しい。ただ、あの国に操られているロボットにしか過ぎない。それにしても現在の日本にはなんとこんな売国奴が多いんだろう。末期的症状だ」
 メグは誰に言うともなく、
「こんちくしょう」
 と言うのだった。
「さあ、反撃開始だ」
 メグがそう思っていた矢先、
「ジャーナーリスト甲が交通事故死した」
 メグは平静を装っていたが、ショックだった。
「行動を読まれている可能性があるからである」
 メグは自分にこう言い聞かせた。
「代議士Xもいずれやられる。殺されたら困る。生かして情報をとらないと」
 メグは公安の幹部と接触したのである。 

2010年8月23日月曜日

小説 メグのコードナンバーは18番 第6回 8月23日

 メグは旧革新系の代議士に接触した。この男半島の血を引くとの噂がずっと付きまとっていたが、
「正真正銘の先祖代々の日本人」
 だった。
なんでそんな噂が流れたかと言うと、
「あまりに危険な国に便宜を図るような事ばかりしていた」
 この事実があった。
「金目当てか、凄い男だ。自分の私利私欲のために国の機密を売り渡すとは・・・」
 メグは心にこう誓うのだった。
「必ず社会的な制裁を受けてもらう」
 メグは女の武器を頼りに、この代議士Xに近づいた。
「Xはメグの想像通り、好色な男だった」
 この事はメグにとって非常に好都合だった。仕事がやり易かったかったからである。
「サイは投げられた」
 メグは気持を引き締めて、自分にこう言い聞かすのだった。